北海道・道南エリア、噴火湾を望む鹿部町にある「道の駅しかべ間歇泉公園」。
ここは、約10分ごとに高さ15メートルもの温泉が噴き上がる“天然のショー”を間近で体感できる人気スポットです。温泉の蒸気を使った「温泉蒸し体験」や、地元の漁師さんが営む「浜のかあさん食堂」での海鮮ランチ、そして源泉かけ流しの足湯など──見どころがギュッと詰まった癒しの空間。
今回は、実際に訪れて感じた見どころ・楽しみ方・アクセス方法を、写真と一緒に詳しくご紹介します。
これから「しかべ間歇泉公園」に行ってみたい方や、函館からの日帰りドライブを計画している方は、ぜひ参考にしてください。
道の駅 しかべ間歇泉公園の基本情報


まずはしかべ間歇泉公園ってどんなところなのかを見ていこう!
住所:〒041-1402 北海道茅部郡鹿部町鹿部18−1
営業時間 :9:00〜 施設により異なる(詳しくは公式HP)
電話:01372-7-5655
駐車場:あり(無料)乗用車 約45台、大型車6台、身体障害者用3台
公式HP:道の駅 しかべ間歇泉公園
アクセス目安

函館駅から車で約1時間(国道5号、道道43号経由)
函館観光の翌日などにオススメのスポットだね!
よくある質問(FAQ)

最初に簡単な質疑応答形式で疑問点を解決してから体験レポに行こか。なんか質問あるかー?

Q1.間歇泉はどのくらいの間隔で噴き上がるの?

A1.公園内の説明によると、噴き上がる間隔は 約10〜15分ごととされてるで。目安として「1分20秒ほど噴出する」という記録もあるみたいやけど、天候や地盤・季節によって変動する可能性があるで。

Q2.足湯は無料ですか?タオルなど必要ですか?

A2.入園料 300円/人 を支払えば足湯も利用可能な有料エリア内に含まれてるから安心してや。ペーパータオルが備え付けられていたけど、タオルの持参をおすすめするで。

Q3.駐車場やバリアフリーはどうなっていますか?

A3.駐車場は乗用車約45台、大型車6台、身体障害者用3台が整備されてたで。 多目的トイレ(オストメイト対応)も設けられてるし、比較的バリアフリーな環境が整っているように感じたから安心してや。

Q5.ベストな訪問時間帯はありますか?

A5.間歇泉の噴出が10~15分ごとやから、噴出直後に動くと次の噴出まで少し待つことになるで。通常、開館直後(09:00~10:00)や午後早め(14:00前後)であれば比較的ゆったりしやすいと思うで。
→ 食堂「浜のかあさん食堂」等も 11:00〜14:00 が混みやすいため、食事時間をずらすのもひとつの手かもしれへんな。

ありがとう!助かりました。
体験レポート|間歇泉の迫力と温泉蒸し体験が最高!
浜のかあさん食堂|地元の味をお手頃に


まずはこの道の駅で大人気のグルメを食べよう!ここ鹿部で磨き上げた海の恵み〝海の赤いダイヤ〟こと たらこご飯が絶品やで。
園内の「浜のかあさん食堂」では、鹿部名物「たらこ」や「ホッケ」「真昆布」を使った定食が人気。

おすすめは、たらこご飯と季節で変わるプレミアムたらこご飯。ホッケの煮付けなんか珍しくてテンション上がりました!

どれも地元の漁師さんや“浜のかあさん”が手作りしており、温かみのある味です。店内はセルフスタイルで、昼時(11:00〜13:00)は混雑するため、早めの来店がベスト。


平日に行ったけど 11:30には「浜のかあさん食堂」は満席だったよ。ここは開店時間狙って行くのがオススメ!
天然の間歇泉|約10分ごとの奇跡!間歇泉が吹き上がる感動の瞬間

腹ごしらえも終わったし、次は間歇泉に行くのかな。中はどうなっているのか楽しみ!
| 利用料金 | |
|---|---|
| 大人 | 300円 |
| 子ども(小・中学生) | 200円 |

しかべ間歇泉公園に入場すると、まず目の前に現れるのが天然の間歇泉。

10〜15分ごとに「ゴボゴボ…!」と音を立て、約15メートルの高さまで熱湯が吹き上がる瞬間は圧巻です。
寒い季節には白い湯けむりが立ち上り、湯気の中に虹がかかることもあり、まさに“北海道の大自然”を感じられるスポットです。

間歇泉の周囲にはベンチがあり、噴出を待ちながら足湯に浸かることもできます。

\「撮ってもらっていいですか?」からの卒業/
この足湯は源泉かけ流し・約42〜47℃と時間帯で温度が変わっていました。

この写真の時は温度表示 47℃あって、写真撮るからとパッと足をつけて撮りました!笑
写真の左側にいくほど温度が下がるので、好きな温度の場所を探してゆっくり楽しんでくださいね。
長旅の疲れがじんわり癒える気持ちよさ。10分ほど足湯して、足湯の場所からの間歇泉の吹き出しを楽しみました。
足湯は足元を温めて末梢血管を拡張し、全身の血流を促進します。これにより冷えやむくみの改善、代謝促進が期待されます。また、副交感神経が優位になり、リラックス効果や睡眠の質向上にもつながります。
足湯の下駄箱にペーパータオルを常備してくれています。週末など人が多い時には無くなる可能性もあるので、ご自身でタオルを持参しておくと安心です。
湯けむり処|しかべ焼き


ここの名物グルメは他にもあるで。〝しかべ焼き〟もぜひ食べてほしいな。

何それ。初めて聞いてんけど。

ふわふわの生地に噴火湾口ほたて、水だこがに包まれているもので、熱々の白口浜真昆布の出汁に浸して食べるねん。最高やで!

注文して しかべ焼きを受け取ったら、すぐ隣のイートインスペースへ移動します。銭湯を感じさせるスペースに心が落ち着きますよね。椅子もかわいいし良き空間でした。


しかべ焼きの食べ方を写真に撮ってきたから参考にしてほしいで!



蛇口から出汁が出てくるのも楽しいよね。


青のりが海の香りを引き立てて最高なんよ。みんなの間歇泉公園に来た際にはご賞味あれ!
洞窟の道|間歇泉の秘密をカールス君から学ぼう!


石壁の中が〝洞窟の道〟になっていて、間歇泉の仕組みなどをわかりやすく解説してくれているよ。




間歇泉の仕組みってこうなっているんだ!地球ってすごいね。

これで間歇泉公園の有料エリアは終わりやで。300円でこんなに楽しめたら最高よな。
温泉蒸し体験|地熱のチカラで“ほくほくグルメ”
ここでのもう一つの名物が、北海道で唯一 鹿部だけ!温泉の蒸気で食材を蒸して食べる「温泉蒸し体験」。温泉の塩分が食材の甘みを引き出した名物グルメをぜひお試しください。

まだ名物あんのかぁーい!ってなるけど紹介させてほしい。

食材を蒸す「温泉蒸し釜」はどう使うの?

温泉蒸し釜のこと気になるよね。じゃあ、今から詳しく「温泉蒸し釜」の使い方について解説して行くでい。
たらこご飯としかべ焼きでお腹いっぱいになって実際には使ってないけど、次にスムーズに使えるように勉強してきたから任せて欲しいで。
・まず、施設内の “食とうまいもの館” で食材を購入します。この時に道具の貸し出しと利用方法をスタッフが詳しく教えてくれるので安心。

| 商品名 | 蒸し時間 | 価格 |
|---|---|---|
| たまごセット | 半熟 約8分/完熟 約12分 | 500円 |
| たこ串・ほたて串 | 約3分 | 各 450円 |
| こしあん(3個) | 約5分 | 430円 |
| 豚肉と野菜セット | 約7分 | 860円 |
| ジンギスカン | 約7分 | 1,300円 |
| 噴火湾産カキ(5個) | 約10分 | 1,990円 |
| うなぎ&うにおこわ | 約12分 | 1,400円(1個 700円) |
| 福福ホタテ饅 | 約13分 | 640円 |

それぞれに蒸し時間が記載されているから誰でもできるよ!
・次に、うまいもの館を出てすぐ目の前にある温泉蒸し処へ移動し、セッティングしていく。

- 食材を準備して「蒸し釜セット」の耐熱用手袋をはめます。ビニール手袋をしてからその上に耐熱用手袋をするのがいいかも。
- セイロの蓋を手前に引いて開けよう。持ち上げると噴気がかかり危険!

3. 中に食材を入れ、蓋をしよう。
4. 食材それぞれに記された蒸し時間をセット。蒸し上がるのを待ちましょう。
・蒸し終わったら飲食スペースへ移動しよう!ここで熱々のまま食べられるので最高です。
→ 食材がなくなり次第終了するメニューもあるため、ピーク時は早めに訪れるのがおすすめです。


地元産野菜・じゃがいも・トウモロコシなど、どれも地元 鹿部の海と山の恵みを味わえる食材ばかり。
塩を少し振るだけで絶品。常備してくれているのが助かります。

蒸し釜の中にザルをセットし、約10分間温泉の蒸気で蒸すと、ふたを開けた瞬間に立ちのぼる硫黄の香りとともに、食材がホクホクに仕上がります。ホタテの旨みと甘みが凝縮されていて、塩を少し振るだけで絶品。まさに「温泉でできたごちそう」です。温泉蒸しまで今度は絶対に体験したい!みんなは訪れた際には体験してみてくださいね。
鹿部・食とうまいもの館

最後はお土産を見たいよね。
店内に入ったら必ず目に入る〝白口浜真昆布出汁〟


この置き方は気になるー!笑
すぐ隣で出汁の試飲もできるスペースがあるね。
こんなの絶対に買ってしまうやつ笑


よく見ると2種類ある。こ、これは悩む…。


〝贅の極み〟この響きは気になる。こっち購入しまーす。

他にも鹿部の魅力たっぷりのご当地のお土産がたくさんあるから、色々見て楽しんでってやー。
滞在時間の目安

Chomo&あっぴーの体験では、
- 浜のかあさん食堂で昼食:11:20〜11:50 約30分
- 間歇泉公園 有料エリア入場〜1回目の噴出見学:約10〜15分
- 足湯でリラックス:約15分
- しかべ焼き:約10分
- 洞窟の道:約5分
- 食とうまいもの館:約5分

合計で1時間30分くらい滞在しました。間歇泉も合計 4回見ました笑
周辺観光スポットと組み合わせ
しかべ間歇泉公園は、道南観光のハブとしても便利な立地。車で30分〜1時間圏内に
- 鹿部温泉街(宿泊・日帰り入浴)
- 函館観光
- 大沼国定公園(絶景の湖と駒ヶ岳)
- 道の駅 なないろななえ
- ハーベスター八雲など
まとめ:自然と温泉の恵みをまるごと体験できる しかべ間歇泉公園
「道の駅 しかべ間歇泉公園」は、北海道・鹿部町の魅力をぎゅっと詰め込んだ観光スポットです。約10分ごとに高さ15mまで噴き上がる間歇泉を間近で見られるだけでなく、浜のかあさん食堂で地元の海の幸を味わい、温泉の蒸気を使った“蒸し体験”や足湯でゆったり癒されることができます。
施設内は清潔感があり、駐車場も広く(約80台・無料)、観光ルートの立ち寄り先としても最適。特におすすめは、午前中の訪問。人が少なく、間歇泉の迫力をゆっくり堪能できます。
昼食には「浜のかあさん食堂」で人気の「たらこご飯」を楽しみ、食後は温泉蒸し処で“自分で作る温泉料理”を体験してみましょう。蒸し釜で野菜や卵を蒸すだけで、素材の甘みが引き立ち、地元の温泉の力を実感できます。
また、間歇泉を眺めながらの足湯は、旅の疲れを癒す最高のひととき。泉温約42℃の湯に足を浸しながら、噴き上がる温泉を眺める時間は格別です。寒い季節には湯けむりの中で、幻想的な写真も撮影できます。
「しかべ間歇泉公園」は、ただ“見る”だけではなく、“感じて・味わって・癒される”体験型の道の駅。函館から車で約1時間というアクセスの良さもあり、家族旅行やカップルのドライブコースとしても人気上昇中です。鹿部の自然の力と人の温かさが融合したこの場所で、五感すべてで北海道の魅力を味わってみてください。

