
車中泊やキャンプから帰ったら、毎回 ポータブルバッテリーの充電が本当に大変。どうにかならないの?

エコフローさんからオルタネーターチャージャーと言う素晴らしいアイテムが出たからさっそく購入したよ。走行充電で800Wと言う凄まじい電力で充電できるから、キャンプ場からお家に帰っている間に充電が100%になるよ。

えぇーー!それはすごい!!
そんな機械 自分で取り付ける事できるの?

素人ながらやってみたよ。誰もが家にあるような道具でつけられそうだからやってみる。みんなも参考してやってみてね。
みなさん こんにちは!週末バンライファーの”ぎーたの休日”です。
こちらのブログでは、車で観光される方に向けて、観光地を効率よく巡るための情報や車中泊、ハイエースに関することをお届けしています。
はじめに:オルタネーターチャージャーとは?

オルタネーターチャージャーは、車両のオルタネーター(発電機)から得られる電力を効率的に管理し、サブバッテリー(DELATA3 PLUS:Ecoflow製)に充電する装置です。特に車中泊やキャンピング仕様の車両では、電子機器を使用する時間が長くなるため、効率よくバッテリーを充電できるこの機械は重宝されます。
準備編:必要な道具と部品

今回はEco FlowのDELTA3 Plusとオルタネーターチャージャーの取り付けを行いたいと思います。使用した製品や道具は下記を参照してください。



取り付け前の注意点
■ バッテリーを外す際の注意(感電防止など)
エンジンを必ず切っていることを確認してくださいね。
■ 作業スペースの確保
ご自身の駐車場で簡単に施工できますので、特に場所の確保は必要ないです。
取り付け手順の詳細解説
エンジンルームまでのアプローチを確保
左の後部座席からアプローチしていきます。まずはこのプラスチックカバーを外していきます。ピンでハマっているだけなので、下側を持って上にバコン!とピンを外すイメージで勇気を持って外してください。

カバーを外すとフットライトのコードが接続されているので、カプラを外してください。下の方を押しながら引くと簡単に取ることができます。

カバーのピンが車体に残っている部分があるので、クリップ外しで外して、カバーにはめ直しておいて下さい。

エンジンルームへのアプローチは車体に穴を開けることなく、こちらのゴムの蓋のところから配線します。車体に穴を開けるとなると、防水処理や車の下取りなど色々考えてしまいますよね。今回車体にやる事と言えばゴムの蓋をハサミで少し切って拡張するくらいですので安心してください。

まずはこの六角ボルトを10mmのレンチで外します。

ゴムの蓋を取り外します。アプローチの確保はここで一旦終了です。

実際の接続方法から完成まで
次はこの太いコードをエンジンルームまで引き込み、車のバッテリーに接続していきます。まずはビニールテープで先端の金属部分を絶縁しておきます。

赤(+極)も忘れずにビニールテープを巻いておきます。この時点では、まだヒューズは付けないまま作業をしています。エンジンルームに引き込んでから付けた方が、作業がしやすいのでオススメです。

絶縁したケーブルをフットカバーの後方、シートベルトの穴から入れていきます。先に入れておかないと後から入れることはできないので注意!

車の配線のお助けアイテムの配線通しを、黒(ー極)にテープで固定しておきます。この時、黒と赤のコードも軽くテープで巻いておくと、引っかかる心配がなくなるのでオススメです。

ゴムの蓋をハサミかカッターで切り込みを入れます。元のコードを傷つけないように慎重にお願いします。

カッターよりハサミの方がやりやすかった!
好きな方でやってね。コードが通過できればいいので、穴の開けすぎには注意してね。

ヘッドレストを外してから、エンジンルームを開けます。ドア側の穴がたくさん空いているもので座席を引っ掛けておきます。落ちてこないかしっかり確認して下さいね。

この下記のフックで2箇所 止まっているだけなので簡単に開けることができます。

エンジンルームを開けた何もしていない状態がこちらです。では、コードを配線していきましょう。

先ほどハサミで開けた穴から、配線通しをつけたコードを入れていきます。なかなか太いケーブルなので苦戦しました。

エンジンルーム側から覗き込みながら、黄色の配線通しを細長いピンセットで誘導し引っ張りあげます。針金を折り曲げておくことでスムーズに通過することができます。

ここの工程が最難関ポイント!
2人で行う方がスムーズに行くと思います。

赤(+極)に付属のヒューズを取り付けます。エンジンルームにナットなどを落とすと、取ることができないので慎重に行って下さい。

では、いよいよバッテリーに接続していきます。まずは赤(+端子)はバッテリーのこちらに共締め(12mm レンチ)で接続していきます。ナットの落下には気をつけて下さい。


バッテリーに配線を接続する際は、必ず+端子を付けてからー端子付けないと危ないです。気をつけてくださいね。車はボディがアースです。万が一、+端子に電気が流れてるとショートしてしまいます。
接続したら赤のカバーをつけます。カバーがはまるように赤のコードの向きは調整して下さい。


赤のコードは写真の奥側から出ないとカバーできないと思います。(写真は逆です。ごめんなさい!)
次は黒(ー端子)を12mmのレンチを使用して車体の下記の写真の位置でアースを取ります。安全のために手袋をしておきましょう。ネジを外してー端子をボディ側にを共締めするだけの簡単施工です。

バッテリー ⇨ オルタネーターチャージャー ⇨ DELTA 3Plus の順に付属のケーブルを下記の写真のように接続して下さい。通電チェックをしていくためにこの状態でエンジンをつけます。

エンジンをつけて10秒くらいすると徐々に出力され、最大 800Wで充電されることができたらセッティング終了です。(99%の下が緑色に点灯していることを確認する。)
INPUTされない場合はポータブルバッテリー側の問題で、使用しているポータブルバッテリーの「ファームウェアの更新」ができていないことが原因としては多いです。専用アプリから更新してから再度通電チェックを行ってください。

通電チェック後の綺麗な配線方法
通電チェックがクリアできたら、配線を綺麗にしていきます。まず、ゴムの蓋からエンジンルーム側に出ているコードは防水テープでクルクルと巻いて保護しておいてください。
それでは、配線を荷室に配線していきましょう。下記の写真のようにくるりと一回転させて車の後方へ持っていきます。太いコードで扱いにくいので、できるだけコードにストレスをかけないように配線していきます。走行時の動きを減らすためにジャッキ部分と結束バンドで留めています。

シートベルトの穴から出たケーブルはここでクルリと輪っかを形成しますが、これは私の限界でこのまま使用しています。

ここからの配線は、ポータブルバッテリーを普段使いやすいお好きな場所に配置してください。
- デットスペースになりがちな荷室の後方部
- スライドフロアを作っても干渉しない荷室前方部
スライドフロアDIYは下記の記事で紹介しておりますので、よければチェックしてみてくださいね。


最初は後方部に設置していて、スライドフロアを作る際に前方に変更したよ!
DELTA3 PlusとのBluetoothでも前方の方がメリットは大きいかも。
■ デットスペースになりがちな荷室の後方部への設置
ホームセンターで金物を下記の写真のように組み合わせて、ベットキットに固定する方法。

オルタネーターチャージャーは宙に浮いている状態での固定です。オルタネーターチャージャーの周りは、熱がこもらないように空間をあけておいたほうがいいとのことです。

すぐ横にDELTA Plus3を配置して使用していました。この仕様だと車中泊時に電源コードが差し込みづらく使いにくかったです。

■ スライドフロアを作っても干渉しない荷室前方部への設置
スライドフロア作成でDELTA Plus3本体はベットキットの上に配置することにしました。車中泊時にドライヤー、アイロン、その他 電気製品が電源コードが差し込みやすく使いやすくなったので大満足です。


トラブルシューティング:よくある問題と対処法
チャージャーが動作しない場合
■ 配線が間違っている
プラス端子とマイナス端子を逆に接続している、または必要なヒューズを取り付けていない場合、電力が正常に流れず、チャージャーが動作しません。
- 配線図を再確認する(製品の説明書や公式サポート資料を参考)。
- ヒューズが断線していないかチェックし、必要であれば交換。
- 電圧テスターを使用して、電流が正しく流れているか確認する。
■ バッテリーの電圧が不足している
メインバッテリーまたはサブバッテリーの電圧が著しく低い場合、チャージャーが起動しないことがあります。
- メインバッテリーとサブバッテリーの電圧をテスターで確認する。
- 必要に応じてメインバッテリーを充電器で充電し、適切な電圧に戻す(12.6V以上が望ましい)。
配線不良による異常発熱の対処
■ 配線の接続が緩い
接続部分がしっかり固定されていない場合、接触抵抗が増加し、異常発熱や発火の原因になります。
- すべての接続部を目視で確認し、緩んでいる箇所がないかチェックする。
- 緩んでいる場合は、スパナやドライバーを使用してしっかり締め直す。
エラーメッセージの読み取り方
■ チャージャー本体の異常動作
一部の高性能なオルタネーターチャージャーにはLEDやディスプレイでエラーメッセージを表示する機能があります。異常が発生した際、メッセージを読み取ることで原因を特定できます。
- エラーコードを確認し、製品の取扱説明書の「エラーリスト」を参照する。
- 表示されたコードに従い、適切な対処を行う(例:E01=過電圧、E02=過熱など)。
■ 過熱保護が作動している
エコフロー製品は、過熱防止機能を搭載しています。チャージャー周囲の温度が高すぎる場合、自動的に停止します。
- チャージャーの設置場所を確認し、通気性が確保されているか確認する。
- 過熱している場合はエンジンを停止し、十分に冷却してから再起動する。
エコフロー製オルタネーターチャージャーのメリット

■ 高効率な充電が可能
エコフローのオルタネーターチャージャーは、走行中に発電される電力を効率的にサブバッテリーに供給します。従来のシステムよりも充電スピードが速く、特に長距離移動中やキャンプ場までの移動時間を有効活用できます。
急速充電機能 : エコフロー製品は約1.3時間で1,000Whの充電が可能で、移動中の短時間でも効率的に充電できます。
■ サブバッテリーの寿命を延ばす
過充電や不足充電を防ぐように設計されているため、サブバッテリーの寿命を長く保つことが可能です。特にリチウムイオンバッテリーに最適化されているモデルも多く、最新の電池技術に対応しています。
■ コンパクトで設置しやすい
エコフロー製品は比較的小型で、車内の限られたスペースにも簡単に取り付け可能です。
■ 電力管理の見える化
専用アプリやモニター機能が付属しているので、リアルタイムで充電状況を確認でき、必要な電力量を把握することができます。
■ キャンプや車中泊での利便性向上
ポータブル電源や家電製品(車載冷蔵庫、扇風機など)を長時間使用できるため、アウトドアの自由度が格段に向上します。
■ 多機能性
充電モード、逆充電モード、バッテリーメンテナンスモードを搭載し、車両とポータブル電源双方のバッテリー寿命を延ばせます。
■ 安全性
過電流保護や短絡保護など多彩な保護機能があり、使用中のリスクを軽減します。
エコフロー製オルタネーターチャージャーのデメリット
■ 導入コストが高い
エコフロー製品は高性能な分、価格が他社製品と比較してやや高めです。初期投資として約4万円+取り付け工賃 約2万円が必要です。
■ 取り付けには知識が必要
基本的にはDIY可能な設計ですが、配線やバッテリー接続に慣れていない場合、間違った接続で故障や火災のリスクが発生します。初心者は専門家のアドバイスを受けるか、業者に取り付けを依頼するのが安心です。(取り付け依頼の料金:相場 20,000〜30,000円)
■ 発電負荷による燃費への影響
オルタネーターチャージャーは発電時にエンジンの負荷を増やすため、燃費がわずかに悪化する可能性があります。ただし、短距離移動が少ない場合はそれほど気にする必要はありません。
■ スペースの確保が必要
取り付けには、オルタネーター本体やバッテリー付近にスペースが必要です。車内が狭い場合には、設置場所を工夫する必要があります。
よくある質問(Q&Aコーナー)
■ 専門工具がない場合の代用品は?
上記の方法だと車体に穴を開けないで取り付けるので、専門工具が必要なところは特にありません。今回使用した全ての工具は、お近くのホームセンターで購入できると思います。
■ 初心者でも取り付け可能か?
ひとつひとつ丁寧に行えば可能でした。
■ 車検への影響について
オルタネーターチャージャーの取り付けは、基本的には車検に影響を与えることはほとんどありません。ただし、以下の点には注意が必要です
1. 電気配線の安全性
配線が露出している場合や固定が甘い場合、車検時に指摘される可能性があります。配線はしっかり固定し、必要に応じてコルゲートチューブやタイラップで保護してください。
2. 車両の外観や構造変更
本体を取り付けるために車両の外観や構造を大幅に変更した場合(例:配線穴を増設するなど)は、改造扱いになり、場合によっては構造変更申請が必要です。
3. バッテリー容量の適合性
一部の車検業者では、バッテリーや電装系統に過剰な負荷がかかっていないかチェックする場合があります。エコフロー製品は適切に設計されているため、過剰な負荷がなければ問題はありません。
4. 正しい設置と施工の記録
車検時にトラブルを避けるため、取り付けに関する施工記録や説明書を保管しておくことをおすすめします。
まとめ:初心者でもできるDIYでのカスタマイズ
エコフローのオルタネーターチャージャーの取り付け方法について、写真付きで詳しく解説しました。取り付けの流れを押さえておけば、初心者でもスムーズに作業を進めることができます。
また、実際に使用して感じた メリット と デメリット についても紹介しました。オルタネーターチャージャーを導入することで、走行中の効率的な充電が可能になり、車中泊やキャンプなどでの電力供給の不安を解消できます。一方で、取り付けの手間やコストといった点も考慮が必要です。
車での移動やアウトドアを快適にするために、オルタネーターチャージャーは非常に有効なアイテムです。この記事を参考に、自分の用途に合った導入を検討してみてください!