
ベットキットの下の奥の荷物取るのほんと大変!

わかる!焚き火台や奥に重いものがあると準備片付けの時に憂鬱になるよね。

そうそう。スライドフロアとか聞いたことあるけど、調べたら定価で30万円するじゃん!

そうなれば自分で作るしかないね!一緒に頑張って作ろうぜい。
この記事では、ハイエース標準モデル Super GLをベースに、キャンプ道具の収納性を高めるスライドフロアをDIYで作成する方法を詳しくご紹介します。できるだけ細かく解説できるように頑張ります。
物を買い揃えている状態からだと、実働 3時間もあればできると思います。ここのボルトが足りないここも足りないと買い出しに行く回数が疲労が溜まるので、ボルトやワッシャーについては少しだけ多めに買っておくことをオススメします。
完成したスライドフロアはこちら!では、さっそく作り方を見ていきましょう!

前提条件の確認
ハイエースのベットキットはこちらを使用しています。ベットキットの脚のサイズは38mmでした。
- 一般的なベットキットを使用している人
- 車に穴を開けたくない人
- 荷室の奥の物が取り出しにづらくて困っている人
使用工具と材料
使用工具
- ドライバー
- ペンチ(M6ナットを挟んで固定するため)
- メジャー

電動工具を持っていない場合は、ホームセンターでレンタルできますので活用してみてください。
- 電動ドライバー
- 鋼材 穴あけドリル刃セット

主要部品
今回、作成したスライドフロアの主要部品を下記の見出し「費用公開」のにまとめたのでそちらを参照してください。
使用したネジ類
- M5 コの字ボルト:M5 20mm以上のワッシャー、M5 スプリングワッシャー、M5 ナット
- M6ボルト(15mm・20mm・25mm):基本 M6ボルトで作成しました。
- M6 20mm以上のワッシャー
- M6 スプリングワッシャー
- M6 ナット
ボルトの長さはお店で仮組みして決めてください。基本 15mmで重なりが多いところは20mmを使用しました。それぞれの数量についてはM6ボルト 約30組は使用しました。参考程度にお願いします。
スライドフロアDIY 費用公開
※表の上2つのアマゾン商品以外は、お近くのホームセンターで購入し、木材・鋼材カットを依頼したほうが良いと思います。どのようなものかイメージをつかんでいただくためにリンクを貼っています。
※価格は実際に購入した金額で記載しています。ハンズマンで購入したものと、amazonリンク内の商品は異なる商品です。
項目 | サイズ | 数量 | 価格 | 購入場所 |
---|---|---|---|---|
超重量用スライドレール | 1500mm | 2本セット | 21,990 | amazon |
グレーアングル 60型 | 1500mm | 2本セット | 2,820 | amazon |
Cチャンネル | 1800mm | 2本 | 4,600 | ハンズマン |
棚板用:サイド L字アングル | 1800mm | 2本 | 2,800 | ハンズマン |
棚板用:前後 L字アングル | 900mm | 2本 | 1780 | ハンズマン |
棚板用:Lブラケット(L) | ー | 2個 | 1,500 | ハンズマン |
棚板用:Lブラケット(R) | ー | 2個 | 1,500 | ハンズマン |
棚板用:補強鋼材 | 1800mm | 2本 | 3,560 | ハンズマン |
アルミカバー | 1000mm | 1本 | 980 | ハンズマン |
ステンレス 取手 | 320mm | 1本 | 980 | ハンズマン |
取手部分:鋼材フラットバー | 600mm | 1本 | 480 | ハンズマン |
厚さ12mm 合板 | 12×900×1800 | 2枚 | 2,680 | ハンズマン |
焼き杉 羽目板 | 10×16.5×2000 | 6枚 | 5,880 | ムサシ |
ネジ類 | ー | 約30セット | 約2,500 | ハンズマン |
合計金額 | ー | ー | 54,050 | ー |
アレンジで補強や羽目板をやっているので、一般的な合板を乗せて完成であれば、スライドフロアDIYの相場は約40,000円だと思います。Ui-Vehicleさんで購入すると定価30万円します。これを自分で作れば約6分の1の価格でできますので、積載にプチストレスのある方はぜひ作ってみてください。
住所:〒580-0015 大阪府松原市新堂4丁目1139
営業時間 : 日曜日 07:00〜22:00
月曜日 07:00〜22:00
火曜日 07:00〜22:00
水曜日 07:00〜22:00
木曜日 07:00〜22:00
金曜日 07:00〜22:00
土曜日 07:00〜22:00
電話:0120-332-3715
公式HP:ハンズマン 松原店

大阪にお住まいの方は絶対に行ってみて欲しい!
HPにも書いているけど本当に〝超ワクワクのテーマパーク〟
作業手順
スライドフロアの土台を作成する
■ Cチャンネルの準備
ホームセンターで購入したCチャンネルを前(運転席の方)130cm、後ろ 140cmの長さにカットしてもらいました。


木材・鋼材のカットについて
木材・鋼材カットをお願いする際は、事前にしっかりと計画を立ててから依頼してください。特に重要なのは、カット後に店員さんと一緒に長さを確認する作業です。この時、依頼した長さと実際の長さが一致しているか、丁寧に確認を行ってください。私はお願いした長さより2cm短くカットされてしまい、やり直していただくことになりました。

綿密な計画はほんと大事!!私は仕上げの棚板の大きさを0.5mmほど大きくお願いしてしまい、自分でノコギリでカットするという大ミスもしてしまいました。
- 木材カット:50円/回
- 鋼材カット:100円/回
■ ベッドキットと土台の組み合わせ
ベッドキットの脚のサイズを測定し、適切なサイズのコの字ボルトを購入して土台を固定します。Cチャンネルとベッドキットを「M5 コの字ボルト」+「20mm ワッシャー、スプリングワッシャー、M5ナット」で固定。これにより、車体への穴あけが不要でガチガチに固定できます。

ばね座金とも呼ばれて、反発力を利用して回転ゆるみを防ぐためのものです。平たくなるまで締めてくださいね。
そもそもワッシャーをつける理由は、ボルトの傘よりワッシャーを介して締め付ける方が表面積が大きいため、座面を安定させたり、ゆるみを防止したり、部品にかかる圧力を低減する役割を持っているためです。

スライドレールの取り付け
まずはこれから使用する材料について紹介していきます。右からスライドレール、スライドレールの土台、棚板L字アングル、アルミカバー、取手、コーナーアングルとなっています。それではどんどん組み上げていきましょう。

■ スライドレールの土台の固定

スチールラック用のL字アングル(1500mm)を、手前に20cm出るよう調整し、Cチャンネルに「M6 ボルト」+「M6スプリングワッシャー、20mmワッシャー、M6ナット」で4箇所固定します。


このタイプの傘が分厚いボルトを使用する際は、M6以上のものを使用するとスライドレールと干渉してしまうので注意が必要です。ここの固定用にM8ボルトのセットを購入していたので実証済みです。
対策としては傘が薄いものを使用する方法もありますが、ネジ穴が壊れてしまった際に外しづらくなってしまうデメリットもあります。
■ スライドレールの取り付け
先ほど固定したL字アングルにスライドレールを載せて、同封されていたのM6ボルトとM6ナットと追加購入の「M6スプリングワッシャー」で3箇所固定します(前・中央・後ろの穴に合わせる)。


3箇所を同時に穴が合うところを探しながら行うため、なかなか3箇所合うところを見つけるのに苦労しました。ですので上記の写真を参考にネジを締めていけばいいと思います。スライドレールを引き切った状態でしか手前が合わせれないので、1人での作業だとスライドレールが車の後方に倒れてしまうのでなかなか大変です。1人で行う場合は奥のネジを仮止めして行ってください。
棚板の土台を取り付ける
■ L字アングルとスライドレールの固定
「M6ボルト15mm+M6スプリングワッシャー、M6ナット」を左右6箇所ずつの計12箇所 固定。ナットをペンチで挟んで電動ドライバーで締めていきましょう。

6箇所にボルトをセットしてから、ひとつずつ増し締めしていってください。端から増し締めしていくと、どこかで穴が合わない時にすぐに調整ができないからです。
ボルトの長さが長すぎるとスライドレールの収納時に引っかかるので注意してください!

もう一度、スライドフロアを作り直す時にはこのボルトは使用しないです。ボルト、スプリングワッシャー、ワッシャーひとつずつ別々で購入します。このボルトの元々組み込まれているワッシャーが必要でなかったからです。ボルトの長さは実際に使用する時にベストを考えてくださいね。参考程度にお願いします。別々で組んだ時にワッシャーやスプリングワッシャー、ナットが組み合わさったときの事がわからないので、お店で仮組みをしてボルトの長さを選んでください。
この時に使用するボルトの傘が分厚いと後々 合板を入れる時に邪魔になるので、厚みが薄いものを選ぶ方がいいかもしれません。

後々 邪魔になった事例がこちらです。合板の木材カットでギリギリを攻めた結果収まり悪くなり、ネジの部分だけをノコギリでカットしました。
一通り完成!って思ってからの合板がはまらない事件はメンタル崩壊しました笑
みなさんは気をつけてくださいね。余裕のある計画を!

■ コーナーアングル(Lブラケット)の取り付け

棚板のレールとコーナーアングルを「M6ネジ(20mm)」で固定。さらに、前後のL字アングル(900mm)とも「M6ネジ(20mm)」で連結します。ボルトの長さは参考程度にお願いします。


仕上げ作業
■ アルミカバーで見栄えを改善

上記のアルミカバーに電動ドリルを使用し、M6ボルトが入る穴を開けて2箇所「M6ネジ20mm+スプリングワッシャー、20mmワッシャー」で固定。
このままアルミカバーをつけようとすると、コーナーアングルの部分と厚さが違うために真ん中が浮いてしまう。下記の写真がその様子です。

その厚さ調整のため、長さ600mmの鋼材を挟み、取手のネジで引っ掛けています。


この鋼材を挟んだところでアルミカバーに穴を開けて、カバーと鋼材を取手のネジで固定します。
■ 取手の取り付け
取手は実際に触って決めたいのでハンズマンで購入しました。ハンズマンは種類も多くてリーズナブルなので本当に大好きです。


電動ドリルでアルミ部分に穴を開け、好みの取手を取り付けます。ネジが長い場合は適切な長さのボルトを使用します。完成系がこちらになります。L字アングルを隠すだけで一気に正規品に劣らない見た目になってきました。

■ 合板を設置して完成
棚板部分に厚さ12mmの合板を敷きました。厚みは12mmと15mmで悩みましたが、15mmだと価格が結構上がったので、予算を抑えるという考えで12mmにしました。合板のサイズは「内側のネジ頭とネジ頭の間隔」を測定し、ホームセンターでカットしてもらいました(カット料金:約50円/回)。今回は12mm×900mm×1800mmの合板を2枚購入し、必要なサイズにカットして使用しました。

ここで一通り完成です。この上にゴムマットを貼ったりして完成させている人もいます。ここからは自分の使用用途に合わせてアレンジしてみてください。
自分好みにアレンジ
■ 強度をあげよう!
真ん中を押さえると、やはり弱い印象があったのでまずは強度をあげたいと思います。
- 合板の厚みを増やす(12mm→より厚い板)
- 鋼材を追加で挟む(横方向に2〜3本)
- 化粧板の使用:お好みの化粧板を上に重ねて、見た目と耐久性をアップさせる。

僕は鋼材を挟むのと、合板の上にさらに板を貼って強度を上げました。

■ 自分好みにおしゃれにしたい!
今回は合板の上に羽目板を敷いていこうと思います。必要な長さを計算して「焼き杉板」を購入しました。私たちは横 102cm × 縦 158cmになりました。コーナーアングルの付け方で縦の長さは変わってくると思うので参考程度にしてください。

「BRIWAX ラスティックパイン」をスチールウールで丁寧に塗り込むとこのようになります。すごくかっこよくなって大満足です!!固形オイルは大変すぎるのでオススメしません。笑

1. まずはヤスリ #240 かけれれば最高です。
2. BRIWAX をスチールウールで塗り込む。
3. ボロ布などで綺麗に拭きあげる。
4. 表面がサラサラになれば完成です。

メリット・デメリット
メリット
収納性アップ:ベッドキットの最大の弱点である「奥の荷物が取り出しづらい」問題を解消。
作業効率向上:スライドレールを使えば重い荷物も楽々引き出せるので、キャンプ準備が快適に。


奥のキャンプ道具を簡単に取り出すことができて感動!
本当に作ってよかったです。
デメリット
高さが上がりベットキットの上が狭くなる:Cチャンネル+棚板の厚みで約11cm高さが増加。これにより、ベットキットで座るスペースが7cm 狭くなる点がデメリットです。車中泊する方にとっては大きい問題になるかもしれないです。


ここはスライドフロアに何を積載するか、車中泊をするのかなどによって変わってくるので、いち個人の意見として聞いていただけたら嬉しいです。
もう一度作るならこうする!
ワッシャー組み込みボルトは使用しない

もう一度、スライドフロアを作り直す時にはこのボルトは使用しないです。ボルト、スプリングワッシャー、ワッシャーひとつずつ別々で購入します。このボルトの元々組み込まれているワッシャーが必要ではなかったからです。
スライドレールと棚板用のL字アングルの固定には傘の薄いボルトを使用する
こういった後で合板が入るところに使用するボルトは傘の薄いものを選ぶ!合板を配置するときに傘の部分が邪魔になる。最初からボルトの選択は計画的に行ってください。

後々 邪魔になった事例がこちらです。合板の木材カットでギリギリを攻めた結果収まり悪くなり、ネジの部分だけをノコギリでカットしました。

羽目板は使わない
パラパラしていると固定が難しい。下が合板で軽くたわんでいるのでボンドでくっつけるのも一苦労でした。ある程度大きい杉板を2〜3枚に収まるようにしたほうが工程が楽になるのでオススメです。
固形オイルは使用しない
BRIWAX の固形オイルで1枚1枚 羽目板を塗るのがこのスライドフロアDIYで一番辛かったです。WATOCOオイルのような液体オイルを使用すればよかったと後悔しました。
まとめ
実際にキャンプ道具の積載作業をしてみて、スライドレールの便利さに驚きました!奥の荷物を簡単に取り出せるようになり、キャンプの準備がとても楽になりました。費用や手間は少しかかりますが、その分の満足感を得られるDIYです。
ハイエースを乗られている方にとって、一度は荷室の奥の物が取りにくい問題について考えたことがあると思います。今回の記事を参考にスライドフロアDIYにチャレンジしてストレスフリーな毎日を送ってほしいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。