
今度の週末、1日で金沢を満喫するモデルコースってないかな?

それなら任せてや!この前、兼六園からひがし茶屋街、近江町市場に金沢カレー、21世紀美術館まで、ぜ〜んぶ巡ってきたで!

えっ、めっちゃ充実してるやん!ルートとか予算、移動時間も知りたい!

このブログでまとめてるから参考にしてみて!
金沢って歴史と現代がうまく融合してるから、誰が行っても楽しめる街やと思うで!

次の休みにさっそく行ってみる〜!モデルコース、保存しとこっと!
みなさん こんにちは!週末バンライファーの”ぎーたの休日”です。
こちらのブログでは、車で観光される方に向けて、観光地を効率よく巡るための情報をお届けしています。旅の計画にぜひお役に立てください。最後までお楽しみ頂けると嬉しいです。
金沢観光のルート



金沢観光の費用


金沢の観光地

パッと観光地などを見たい方はInstagramでも紹介していますので、こちらもチェックして見てね!
9:00~ 兼六園

兼六園は日本三名園のひとつで、江戸時代の代表的な回遊式庭園です。加賀藩13代藩主・前田斉泰によって完成され、国の特別名勝にも指定されています。岡山の後楽園、水戸の偕楽園と並び、「日本三名園」と称されるその美しさは、まさに時を越えて人々を魅了し続けています。
兼六園の名前の由来は、中国の詩人・李格非が記した「六勝」にちなみ、「宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望」の6つの景観美を兼ね備えていることから。広さは約11.7ヘクタールと広大で、どこを歩いても美しい風景に出会えるのが魅力です。

見どころのひとつは、日本最古の噴水。高さ約3.5メートルの水柱は、園内の霞ヶ池の高低差を利用した自然の水圧によって上がっており、現代のポンプも使われていないというから驚き。人工ではない“自然の力”を体感できる、まさに兼六園らしいスポットです。

また、シンボル的存在の「ことじ灯籠」も外せません。2本脚で立つこの独特な形状の灯籠を写真におさめてみてください。

また、茶屋など、歴史や文化を感じられる建物も点在。私たちは「内橋亭」のあんころ餅をいただきました。茶屋でお茶と和菓子をいただきながら、静かな時間を過ごすのもおすすめです。
早朝から営業しており、清々しい朝の空気の中で楽しむ散策は、何とも言えない格別のひとときでした。入園料は320円とお手頃なのも魅力のひとつ。
兼六園は、美しいだけでなく、心がほどけるような静けさと、自然と歴史が溶け合った特別な空間。金沢を訪れたら、この庭園の息吹を感じてみてください。
住所:〒920-0936 石川県金沢市兼六町1
営業時間 :7:00〜18:00(3/1~10/15)
8:00~17:00(10/16~2月末日)
電話:076-234-3800
駐車場:最初の1時間350円・以降150円/30分
公式HP:兼六園


🚶徒歩で20分

ひがし茶屋街

金沢の旅で、時を巻き戻したような情緒に浸れる場所――それが「ひがし茶屋街」。金沢三茶屋街の中でも最も規模が大きく、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されており、歩くだけでまるで時代劇の世界に迷い込んだような気分になります。
ひがし茶屋街の誕生は1820年(文政3年)。かつては格式高い「一見さんお断り」のお茶屋が立ち並び、芸妓さんによる三味線や舞で人々をもてなしていた花街でした。その面影は今も残されており、格子戸が美しい出格子造りの町家がズラリ。特に夕方の柔らかな光の中で見る街並みは、言葉を失うほどの美しさです。

現在では、歴史的な建物を活かしながらも、現代風にアレンジしたカフェや雑貨店、金箔を使ったスイーツ店なども多く立ち並びます。
住所:〒920-0831 石川県金沢市東山1
営業時間 :24時間営業
公式HP:ひがし茶屋街
10:15~ cafeたもん

金沢・ひがし茶屋街の一角に佇む古民家カフェ「Cafe たもん」は、地元石川産の食材を余すことなく使った米粉パンケーキが大人気。築100年以上の町家をリノベーションした趣ある店内は、1階がテーブル席、2階が庭を望む座敷席で、タイムスリップしたような非日常感に包まれます。

軽やかなメレンゲ仕立てのパンケーキは、口に入れた瞬間にふわっと溶け出し、日本海の風とともにゆるやかな幸せが広がります。

さらに、テイクアウト用にフルーツサンドパンケーキ(1個750円)なども販売されており、おみやげにもぴったり。

町家の香りとしつらえに包まれながら、ふわふわのパンケーキで朝食やカフェタイムを過ごす——そんな特別な一日を、「Cafe たもん」で始めてみませんか?SNS映え&旅の思い出に残るひとときが、ここにあります。
住所:〒920-0831 石川県金沢市東山1ー27−7
営業時間 :8:00〜17:00
電話:076-255-0370
公式HP:cafeたもん

🚶徒歩で1分

11:15~ 宇多須神社

cafeたもんの目の前にある「宇多須神社(うたすじんじゃ)」は奈良時代・養老2年(718年)創建と伝わり、地元では“毘沙門さん”の愛称で親しまれてきた古社です。浅野川河畔から出土した古鏡に卯・辰の紋があったことから卯辰神を祀ったのが始まりともいわれ、加賀藩祖・前田利家を祀った卯辰八幡宮として藩主の祈祷所となった歴史も持ちます。
境内には五代綱紀の病平癒にまつわる「利常公酒湯の井戸」が残り、往時の加賀藩ゆかりを感じさせます。桜の季節には社殿を縁どるように花が咲き、茶屋街の華やぎと対照的な静けさが心地よい時間をつくってくれます。

ご祭神は高皇産霊神をはじめ計12柱とされ、病気平癒・安産・商売繁盛・魔除け・金運招福など多彩なご利益が伝わります。厄除け・鬼門守護の神社としても信仰厚く、節目の年の参拝に選ぶ人も多いスポットです。
住所:〒920-0831 石川県金沢市東山1-30−8
営業時間 :24時間営業
電話:076-252-8826

🚶徒歩で3分

12:00~ 菓舗KazuNakashima

金沢・ひがし茶屋街の中で、ひときわ目を引く和カフェ&和菓子店「菓舗 Kazu Nakashima(カズナカシマ)」。明治14年(1881年)創業の老舗「中島」の4代目・中島一さんが、毎日店頭に並べる“生きている和菓子”は、宝石のように美しくて愛おしい一品ばかりです。

店内には江戸時代の蔵をリノベーションした座敷やソファ席が1あり、抹茶セット(上生菓子と抹茶の組み合わせ )が定番人気。

一番の目玉はやっぱり“丸ごとフルーツ大福”。みかん、シャインマスカットやいちごなど、和洋の絶妙ハーモニーが話題で、店内はもちろんテイクアウトも人気。


だんもえ~。甘い白餡にフルーツが最高のハーモニーを奏でます。
抹茶との相性抜群!
和菓子といえば、つい伝統的なイメージを抱きがち。でもここでは「フルーツの瑞々しさ × 白あんの上品な甘さ × もっちり生地」が見事に融合。
ひがし茶屋街のレトロな雰囲気の中で、“金沢流フルーツ大福”を楽しむなら、ここ「菓舗 Kazu Nakashima」は外せません。和の心地よさと季節感のある甘さに包まれて、旅の写真やSNS映えは間違いなし。

住所:〒920-0831 石川県金沢市東山1ー7−6
営業時間 :10:00〜18:00
定休日:木曜日
電話:076-252-5280
公式HP:菓舗KazuNakashima

🚶徒歩で15分

13:00~ 近江町市場

金沢の中心にあり、「金沢の台所」として親しまれる近江町市場(おうみちょういちば)。江戸時代の享保6年(1721年)に魚屋町に移転して以来、約300年にわたり地元民と観光客を繋ぐ食の聖地として進化を続けています。
アーケードにお店がひしめく市場は、鮮魚・加賀野菜・果物・惣菜・雑貨などが揃い、一歩踏み込めば色と音、香りに満たされる圧倒的な活気が漂います。市場の魚屋エリアには10軒以上の鮮魚店が並び、その日の“のどぐろ”や“甘エビ”、“カニ”などが目移りするほど。

中でもおすすめは、近江町市場ならではの食べ歩きグルメ。海鮮の一夜干しや焼き牡蠣、甘エビの串焼きなど、店頭でその場で味を楽しめる逸品が並びます。

近江町市場は、観光と日常が混じり合う空間で、”食べて、買って、歩いて楽しむ金沢旅”の名脇役です。
住所:〒920-0905 石川県金沢市上近江町50
営業時間 :店舗により異なる
電話:076-231-1462
駐車場:あり
公式HP:近江町市場

🚶徒歩で3分

14:00~ カレーのチャンピオン 近江町店

金沢に来たら絶対に外せない名物といえば「金沢カレー」。その元祖ともいえるのが、昭和36年(1961年)創業の老舗「カレーのチャンピオン」です。
地元では“チャンカレ”の愛称で親しまれ、平日でもランチタイムはサラリーマンや学生でにぎわう大人気店。
一歩入ると、香ばしくスパイシーな香りがふわり。食欲を一気に刺激してきます。店内はカウンターとテーブル席があり、気軽に入りやすい雰囲気。券売機でチケットを購入し、着席後すぐに提供されるスピード感も魅力のひとつ。

私たちが注文したメニューは「エビフライカレー(並)980円」。銀皿に盛られた濃厚でドロッとしたルー、どっしりとしたのキャベツ、その上に鎮座する揚げたてのエビフライ、そして全体にかけられる特製ソース。このビジュアルがもうたまりません!

ルーは黒みがかった色合いで、スパイス感よりもコクと旨みが前面に出ているのが特徴。一口目からパンチがあり、次々とスプーンが止まらなくなります。エビフライも衣がサクサクでジューシー。これに濃厚ルーとソースが絡めば、もはや無敵。キャベツが口の中をさっぱり整えてくれて、最後まで重たくならずに完食できます。
金沢旅行で「何食べよう?」と迷ったら、ぜひ一度この“元祖金沢カレー”を味わってみてください。観光の途中でもサクッと立ち寄れるのも嬉しいポイントです。
金沢の味は、金沢に来たからこそ楽しめる“ご当地カレー”。その濃厚な一皿、きっとクセになりますよ!

住所:〒920-0907 石川県金沢市青草町88 近江町いちば館 地下1階
営業時間 :11:00〜16:00
電話:076-255-2353
駐車場:あり
公式HP:チャンピオンカレー

🚶徒歩で12分

14:45~ 尾山神社

金沢の中心部に、まるで異国に迷い込んだかのような神社があります。その名も「尾山神社(おやまじんじゃ)」。“和と洋の融合”を体現した唯一無二の存在です。

まず驚かされるのが、神門のデザイン。三層構造の門は、1階が和風、2階が中国風、そして3階はなんとステンドグラスが施された洋風!神社なのに「ステンドグラス!?」と二度見してしまう独特な美しさ。この神門は明治8年(1875年)に建てられたもので、2001年には国の重要文化財にも指定されました。

御祭神は加賀百万石の礎を築いた「前田利家公」。そのため、地元では“加賀藩の守り神”として厚く信仰されており、武運や勝負運、出世運アップを願う参拝者が後を絶ちません。
神社の奥には池や橋、苔むした庭が広がり、ふと時間が止まったかのような静けさが訪れます。観光で疲れた心と体をそっと癒してくれる、そんなパワースポットでもあります。
住所:〒920-0918 石川県金沢市尾山町11−1
営業時間 :9:00〜17:00
電話:076-231-7210
公式HP:尾山神社

🚶徒歩で12分

15:15~ 長町武家屋敷跡

金沢の中心地にありながら、まるで時代劇のセットの中に迷い込んだような静かな通り。それが「長町武家屋敷跡(ながまちぶけやしきあと)」です。かつて加賀百万石を治めた前田家の家臣たちが暮らしていたこの一角には、江戸時代の面影が色濃く残り、歴史と文化が息づくまち歩きスポットとして人気を集めています。

長町は、加賀藩の中級・上級武士が集まって暮らしていたエリア。現在も土塀や石畳、用水がそのままの形で残されており、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。
また、長町エリアを流れる「鞍月用水」は江戸時代から続く水路で、今もサラサラと音を立てて流れています。これがまた町全体に涼しげな雰囲気を演出し、金沢の美意識の高さを感じさせてくれるのです。

石畳の通り沿いには、茶房や甘味処、金沢らしい工芸品を扱うお店も点在しており、歩いているだけでも楽しさ満載。加賀友禅や九谷焼、金箔細工などを扱うショップでは、ここでしか手に入らないお土産との出会いも。
観光の喧騒から少し離れて、静かに歴史を感じたいなら、ぜひこの長町へ。
住所:〒920-0865 石川県金沢市長町1ー3−12−2
営業時間 :24時間営業
電話:076-220-2033

🚶徒歩で15分

16:00~ 金沢21世紀美術館

金沢のど真ん中、兼六園や金沢城公園のすぐそばにある「金沢21世紀美術館」。ガラス張りの円形建築が印象的で、一見すると美術館というより、おしゃれなパビリオンのような存在。
この美術館の大きな魅力は、“まちに開かれた美術館”というコンセプト。建物は円形で360度どこからでも入れる造り。敷地内には芝生広場やベンチ、ガラスのアート作品などが点在していて、まるでアートな公園のような感覚で自由に過ごせます。

特に人気なのが、無料で見られる屋外アート作品の数々。たとえば、透明なカラーパネルが並ぶ「カラー・アクティヴィティ・ハウス」(オラファー・エリアソン作)は、子どもたちがくるくる回って遊ぶ姿も微笑ましく、写真映えも抜群。

そして忘れてはいけないのが、有名な「スイミング・プール」。上から覗き込むだけなら、入館料は不要。水面のように見えるガラス越しに、プールの中に人がいる不思議な光景は、何度見ても面白い。下から体験したい場合は有料ゾーンですが、まずは外からでも十分に楽しめます。
観光の合間の“ちょっとひと息スポット”としてもぴったりです。

街に開かれたアートの楽園。チケットがなくても、感性が動き出す場所。金沢の旅には、ぜひこの“アートな公園”を歩いてみてください。

私たちは展覧会ゾーンに入館しませんでしたが十分楽しめました。
住所:〒920-8509 石川県金沢市広坂1ー2−1
営業時間 :10:00〜18:00(火~木曜・日曜日)
10:00~20:00(金・土曜日)
定休日:月曜日
電話:076-220-2800
公式HP:金沢21世紀美術館

🚗車で15分

19:00~ 鼓門

金沢駅に降り立った瞬間、まず目に飛び込んでくる巨大な木の門。それが「鼓門(つづみもん)」。高さ13.7メートル、幅24メートルという圧倒的な存在感を放ちながら、旅人をやさしく出迎える金沢の新しいシンボルです。
2005年、北陸新幹線開業に先駆けて整備された金沢駅東口の「もてなしドーム」とともに誕生した鼓門は、伝統と未来をつなぐ“金沢の顔”。その名の通り、加賀宝生に用いられる伝統楽器「鼓(つづみ)」をモチーフにしており、2本の柱がまるで太鼓の胴のような曲線を描いています。使用されているのは、北陸産のケヤキ材。和の温もりを感じながらも、どこか近未来的な造形が印象的です。
この鼓門、ただのモニュメントではありません。実は、設計段階で金沢市民約1,500人の意見を取り入れ、「伝統文化の玄関口にふさわしい形を」との想いが込められているのです。夜になるとライトアップされ、昼とはまた違った幻想的な表情を見せてくれます。
旅の始まりも、終わりも、ここで。金沢の“おもてなし”が形になった鼓門は、ただの通過点ではなく、思い出を彩る特別な場所。あなたもこの美しい門の下で、金沢の風を感じてみてください。
住所:〒920-0858 石川県金沢市木ノ新保町2
営業時間 :24時間
電話:076-220-2321
金沢観光の駐車場情報
金沢周辺散策時、車は鈴木不動産コインパーキング金沢兼六大通り駐車場に駐車しました。
〒920-0932 石川県金沢市小将町3−10
営業時間:24時間
料金:最大料金500円(8:00~18:00)
金沢観光のまとめ
今回のモデルコースでは、金沢の代表的なスポットである兼六園やひがし茶屋街をはじめ、神社巡りやおしゃれなカフェ、近江町市場での海鮮グルメ、金沢カレーの名店「チャンピオンカレー」、アートに触れる21世紀美術館、そして美しい鼓門まで、金沢の魅力を余すことなく楽しめる内容となっています。
初めての方もリピーターの方も、ぜひこのコースを参考に、充実した金沢観光を楽しんでみてください。
