奈良県 大和七福八宝めぐり|ルートや予算、所要時間など巡り方の全てを解説

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あっぴー
あっぴー

最近、七福神めぐりが趣味なんだよね!
次はどこの七福神さんを巡ろうかな?

Chomo
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友人が奈良の七福神さんに会ってきたって言うてた!いってみようや!

あっぴー
あっぴー

奈良か!いいね!参拝コースや、御朱印の集め方など詳しく教えてほしい!

Chomo
Chomo

オッケー!任せとき!「大和七福八宝めぐり」の予算や所要時間も解説してるで!

あっぴー
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おお、これは頼もしい!これさえ見れば、初めてでも迷わず楽しめるね!

みなさん こんにちは!週末バンライファーの”ぎーたの休日”です。
こちらのブログでは、車で観光される方に向けて、観光地を効率よく巡るための情報をお届けしています。旅の計画にぜひお役に立てください。最後までお楽しみ頂けると嬉しいです。

「淡路島七福神めぐり」についてはこちらから☟

大和七福八宝めぐりとは?

大和七福八宝めぐりは、奈良県内の8つの寺社を巡り、七福神のご利益と、三輪山の信仰を体験できる特別な巡礼です。 

この巡礼では、七福神を祀る7つの寺社に加え、「日のいづる山」として仰がれる三輪山を御神体とする大神神社を訪れます。七福神を信仰すれば「七難即滅・七福即生」、さらに大神神社を参拝することで「八宝円満」の御利益が授かるとされています。 

巡礼の際には、各寺社で「お福掛け」と呼ばれる朱印色紙を受け取り、スタンプを集めます。この「お福掛け」は、毎年3月末まで、先着10,000名に無料で授与されます。御朱印スタンプをすべて集めると、最後の寺社で「満願結縁ひも」が進呈され、達成感とともに特別な記念品となります。 

各寺社は、四季折々の花々や風景が楽しめる場所に位置しています。例えば、長谷寺では春の桜や牡丹、岡寺では初夏の石楠花やあじさい、談山神社では秋の紅葉が美しく、訪れる季節によって異なる魅力を感じられます。 

「大和七福八宝めぐり」は、歴史ある寺社を巡りながら、心の平穏と幸福を願う旅です。奈良の自然と文化に触れ、日常を離れて自分自身と向き合う時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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詳細や最新情報は、公式サイト(https://yamato-7fukujin.com/)をご確認ください。

大和七福神八宝めぐりのルート

巡拝の順序は 自由 ですが、効率よく回るためには、出発地点から 西回り または 東回り を計画して巡ることで、1日で全ての寺社を巡ることも可能です。今回のモデルコースでは西から巡るコースを記載しています。

大和七福八宝めぐりの予算

巡礼の際には、各寺社で「お福掛け」と呼ばれる朱印色紙を受け取ります。この「お福掛け」は先着10,000名に無料で授与されます。

大和七福八宝めぐりのお福掛けは、あらかじめ墨書のみが印刷された台紙に、各寺社で御朱印スタンプを集めていくスタイルです。
御朱印スタンプは各寺社ごとに300円が必要です。

また、拝観料や入山料が必要な寺社もございます。詳細は、下記の表をご参照ください。

大和七福八宝めぐりの所要時間

大和七福八宝めぐりの所要時間は、1日で巡る場合、およそ7〜8時間程度を見ておくと良いでしょう。
各寺社はそれぞれ規模が大きく、見どころも多いため、ゆったりと巡拝を楽しむにはこれくらいの時間が必要かと思われます。

寺社の名称営業時間
朝護孫子寺(毘沙門天)9:00〜17:00
當麻寺中之坊(布袋尊)9:00〜17:00
おふさ観音(恵比須天)9:00〜16:00
龍蓋寺 岡寺(寿老人)8:30〜17:00
談山神社(福禄寿)8:30〜17:00
安倍文殊院(弁財天)9:00〜17:00
大神神社(七福倍増)9:00〜17:00
長谷寺(大黒天)9:00〜16:30
スクロールできます

1.朝護孫子寺(毘沙門天)

奈良県の信貴山に位置する「朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)」は、毘沙門天信仰の総本山として知られ、福徳開運を願う多くの参拝者が訪れる寺院です。聖徳太子が用明天皇2年(587年)に創建したと伝えられ、毘沙門天が日本で最初に出現した霊地とされています。 

境内には、首を振る巨大な張り子の寅があり、訪れる人々を迎えてくれます。この寅は、太子が寅の年、寅の日、寅の刻に毘沙門天を感得したことに由来し、寺のシンボルとなっています。 

本堂は舞台造りで、大和平野を一望できる絶景スポットです。毎日、大般若経の祈祷が行われており、心願成就や家内安全、商売繁盛などを祈願することができます。  

また、境内には多くの堂宇が点在し、四季折々の自然と調和した美しい風景が広がります。特に秋の紅葉や春の桜の季節には、多くの参拝者で賑わいます。 

「大和七福八宝めぐり」の一環として訪れる朝護孫子寺では、毘沙門天の御朱印をいただくことができます。

また開運橋を眺めながら、信貴大橋から約30 mのバンジージャンプを体験できる「開運バンジース」ペースもございます。

Chomo
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焼きたての寅まんじゅうをいただきました!

寅まんじゅう 150円

住所:〒636-0923 奈良県生駒郡平群町信貴山2280-1

営業時間 :9:00~17:00
電話:0745-72-2277
駐車場:あり 500円
公式HP:朝護孫子寺

🚗車で50分

2.當麻寺中之坊(布袋尊)

奈良県葛城市にある當麻寺中之坊は、歴史と自然が調和した静寂の空間です。白鳳時代に役行者が開いた道場が起源とされ、當麻寺最古の僧坊として知られています。中将姫が剃髪した道場としても有名で、導き観音が祀られています。   

境内の「香藕園(こうぐうえん)」は、桃山時代に造営され、片桐石州によって改修された池泉回遊式庭園で、国の名勝に指定されています。春には牡丹や芍薬、桜が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。 

中之坊では、写経や写仏の体験が可能で、特に中将姫が極楽浄土を感得して描いたとされる當麻曼荼羅の写仏体験は人気です。霊宝殿では、中将姫直筆の写経や平安時代の仏像など、貴重な文化財が展示されています。  

「大和七福八宝めぐり」の一環として訪れる當麻寺中之坊では、布袋尊の御朱印をいただくことができます。

住所:〒639-0276 奈良県葛城市當麻1263

営業時間 :9:00~17:00
電話:0745-48-2001
駐車場:あり 500円
公式HP:當麻寺中之坊

🚗車で25分

3.おふさ観音(恵比須天)

奈良県橿原市に佇む「おふさ観音」は、四季折々の花々と風鈴の音色が織りなす、心癒される寺院です。特に春と秋に開催される「バラまつり」では、約4,000株、約3,800種類のバラが境内を彩り、訪れる人々を魅了します。  

私たちが訪れた5月上旬には、ちょうど「提灯祭り」が開催されており、境内一帯がお寺中カラフルな提灯で美しく彩られていました。また、境内には「めだかの学校」と呼ばれる展示場があり、50種類以上の改良メダカを観賞することができます。

「大和七福八宝めぐり」の一環として訪れるおふさ観音では、恵比須天の御朱印をいただくことができます。

「おふさ観音」は、花と提灯、そして心温まるおもてなしで、訪れる人々に癒しと安らぎを提供してくれる場所です。

あっぴー
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境内に広がる提灯はとってもきれいでした。
5月上旬という気候も良いときに行けてよかった!

住所:〒634-0075 奈良県橿原市小房町6−22

営業時間 :9:00~16:00
電話:0744-22-2212
駐車場:500円(駐車場より徒歩5分)
公式HP:おふさ観音

🚗車で15分

4.龍蓋寺 岡寺(寿老神)

奈良県明日香村の岡山中腹に佇む「岡寺(おかでら)」は、正式には「東光山 真珠院 龍蓋寺(とうこうざん しんじゅいん りゅうがいじ)」と称し、日本最初の厄除け霊場として知られています。西国三十三所観音霊場の第七番札所でもあり、多くの巡礼者が訪れる名刹です。  

本尊の如意輪観音坐像は、像高4.85メートルを誇る日本最大の塑像で、奈良時代に造られた重要文化財です。その穏やかな表情と迫力ある姿は、訪れる人々の心を癒してくれます。 

岡寺は「花の寺」としても親しまれ、毎年4月中旬から5月上旬にかけて、約3,000株のシャクナゲが境内を彩ります。また、ゴールデンウィーク期間には、仁王門付近の池や手水舎にダリアの花が浮かべられ、訪れる人々を楽しませています。 

あっぴー
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ゴールデンウィークの期間中は混雑しておりましたが、その中でもとても美しいシャクナゲの花を見ることができました。

入山料 500円

「大和七福八宝めぐり」の一環として訪れる岡寺では、寿老神の御朱印をいただくことができます。

住所:〒634-0111 奈良県高市郡明日香村岡806

営業時間 :8:30~17:00
電話:0744-54-2007
駐車場:あり(無料)
公式HP:岡寺

🚗車で15分

5.談山(たんざん)神社(福禄寿)

拝観料 600円

奈良県桜井市の多武峰に鎮座する「談山神社(たんざんじんじゃ)」は、日本唯一の木造十三重塔と、約3,000本の紅葉が織りなす絶景で知られる歴史深い神社です。

この地は、645年の大化の改新に先立ち、中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足(後の藤原鎌足)が極秘の談合を行った場所とされ、その歴史的背景から「談い山(かたらいやま)」と呼ばれ、神社名の由来となっています。 

十三重塔

境内の十三重塔は高さ約17メートルを誇り、世界で唯一の木造十三重塔として、重要文化財に指定されています。朱塗りの社殿とともに、春の桜や秋の紅葉と調和し、訪れる人々を魅了します。 

「大和七福八宝めぐり」の一環として訪れる談山神社では、福禄寿の御朱印をいただくことができます。

Chomo
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談山神社といえば紅葉の名所として知られていますが、5月上旬に咲く藤の花もとても美しく、心に残る風景でした。

住所:〒633-0032 奈良県桜井市多武峰319

営業時間 :8:30~17:00
電話:0744-49-0001
駐車場:あり 500円
公式HP:談山神社

🚗車で15分

6.安倍文殊院(弁財天)

奈良県桜井市にある安倍文殊院(あべもんじゅいん)は、日本三文殊の一つとして知られ、学業成就や知恵を授かる寺として多くの参拝者が訪れます 。 

創建は大化元年(645年)で、日本最古の寺院の一つです 。本尊の文殊菩薩は、鎌倉時代の仏師・快慶によって造立された高さ約7メートルの木彫極彩色の騎獅像で、日本最大の文殊菩薩像として国宝に指定されています 。  

境内には、金閣浮御堂や文殊院西古墳などの見どころがあり、歴史と自然が調和した美しい景観が広がります 。また、安倍晴明や安倍仲麻呂ゆかりの地としても知られ、歴史好きにもおすすめのスポットです 。  

安倍晴明天文観測の地のふもとでは、毎年8,000株のパンジーを使って干支をかたどった美しい花絵が描かれます。花絵とともに、金閣浮御堂の景色も一望でき、訪れる人々を楽しませています。

「大和七福八宝めぐり」の一環として訪れる安倍文殊院では、弁財天の御朱印をいただくことができます。

住所:〒633-0054 奈良県桜井市阿部645

営業時間 :9:00~17:00
電話:0744-43-0002
駐車場:あり 500円
公式HP:安倍文殊院

🚗車で12分

7.大神神社(七福倍増)

奈良県桜井市に鎮座する大神神社(おおみわじんじゃ)は、日本最古の神社の一つとして知られ、三輪山をご神体とする独特の信仰形態を持っています。社殿を持たず、山そのものを拝する「原始神道」の形を今に伝える貴重な存在です。 

大和七福神八宝めぐりでは、「七福倍増」の福宝として位置づけられ、他の七福神を巡った後に参拝することで、さらなるご利益が得られるとされています。境内には高さ約32メートルの大鳥居がそびえ立ち、その壮大さに圧倒されます。 

自然と歴史が融合した大神神社で、心静かなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

住所:〒633-8538 奈良県桜井市三輪1422

営業時間 :9:00~17:00
電話:0744-42-6633
駐車場:あり(無料)
公式HP:大神神社

🚗車で16分

8.長谷寺(大黒天)

奈良県桜井市にある長谷寺は、真言宗豊山派の総本山であり、「花の御寺」として四季折々の美しい花々が咲き誇ることで知られています。特に春の桜や牡丹、秋の紅葉は圧巻です。

本堂へと続く399段の屋根付きの石段「登廊」は、全長約200メートルあり、参道としては日本有数の長さを誇ります。この登廊を進むと、国宝に指定されている本堂が現れます。本堂は舞台造りで、清水寺と同様の建築様式を持ち、境内や周囲の自然を一望できる絶景スポットです。  

本尊の十一面観音菩薩立像は、像高約10.18メートルを誇る日本最大級の木造仏像で、室町時代に造立されました。右手に錫杖、左手に宝瓶を持つ「長谷寺式」と呼ばれる独特の姿で、慈悲深い表情が印象的です。

「大和七福八宝めぐり」の一環として訪れる長谷寺では、大黒天の御朱印をいただくことができます。

Chomo
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5月上旬は牡丹祭りをしていました。とっても綺麗なお花とお寺に癒されました。

住所:〒633-0112 奈良県桜井市初瀬731−1

営業時間 :9:00~16:30
電話:0744-47-7001
駐車場:あり 500円
公式HP:長谷寺

まとめ

5月上旬に訪れた「大和七福八宝めぐり」は、ちょうど牡丹祭りやシャクナゲの見頃、そして提灯祭りが重なり、まさに春爛漫の風情を満喫できる旅となりました。特に大神神社の圧倒的な存在感と荘厳な空気は、この巡礼旅のハイライトであり、心に深く残る体験でした。

自然と歴史、信仰が融合した奈良の魅力を、効率的に巡れるモデルコースや予算も紹介していますので、初めての方にもおすすめの内容です。ぜひ、皆さんの旅の参考にしてみてください。

Chomo
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奈良の七福神めぐりは、一つ一つの寺社が立派で見どころ満載です。
ぜひ、皆さんも七福神をめぐって、福を授かりましょう!!!

日本最古都七福神めぐり(京都)についてはこちら☟

大阪七福神めぐりについてはこちら☟

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